複式指導
1.2年と3.4年の授業風景です。どちらの学級も複式学級です。子供たちが大きく二つに分かれて背中を向け合っています。
例えば2年生を指導していた先生が1年生の方に歩いていき,指導の場所を変えることを「わたり」と言います。この時に先生自身は2年生の場所にいませんので,先生がいなくても学習が進められるように,指示や準備が必要になります。複式指導のポイントは「一時間の授業の中で,先生が半分の時間,いない」ということです。先生がいない,子供のみの時間をいかに充実させるかが大切です。
先生がいないのであれば,子供に進めさせればよいということで「ガイド役」といわれる子供を設定する場合があります。これは「複式,ガイド学習」といいます。ガイドを育てるということはとても難しいです。ですが,学び方の基本的な流れを身に付けるという意味では有意義な取り組みです。子供と先生の強固な信頼関係が大切です。
先生方,年度初めで子供たちの学習の基本となる躾に精一杯取り組んでいます。
ここで一句「二年生後ろを見ると新一年」
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