~であろうとする。
「くどうなおこ」作,「ふきのとう」という話があります。2年生が国語で学習します。登場するのは「ふきのとう」「竹やぶ」「太陽」「春風」「雪」です。それぞれのキャラクターが「何を思い」「何を言い」「何を考えている」かをつかませる必要があります。意外と各キャラクターの言動を把握できていない子供の読みの実態があります。
その対策として写真のように「役割演技」をさせます。二年生が一年生に対して「ふきのとう」の音読劇を披露しました。
一年生は二年生が来る前に服装や姿勢を整えていました。二年生は整列して大きな張りのある声で真剣に音読劇を行いました。一年生は「先輩方を迎える立派な後輩であろう」とし,二年生は「一年生に音読のお手本を見せる先輩であろう」としていました。
この「~であろうとする」姿こそ,学年を超えた縦割り交流の醍醐味ですね。先輩は後輩にいいところを見せようとして頑張ります。そこがいいですね。
私たち大人にも立場があります。先生であれば「教育のプロであろうとする姿勢」が大切なのではと思いました。皆さん,いかがでしょうか。
ここで一句「先輩の 立場が人を つくる春」
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