古時計 復活!
南界小学校の現在の校舎は今から34年前の昭和63年に完成しました。教室と廊下の仕切りを自由に取り外しができる「オープンスペース」が取り入れられています。当時としては最先端の施設です。とにかく美しい校舎です。子供たちの学びやすさを重視した校舎です。
この校舎が完成した時に,施工業者の皆様から寄贈されたのがこの古時計でした。長いこと壊れたままになっていて,下に「今は,もう動かないこの時計」と書かれていました。
今回,町教育委員会の皆様の力をお借りしてこの古時計を修理していただきました。最近,こんなに大きな,そしてきれいな音が鳴る時計はお目にかかれません。アンティークとして素晴らしい。そして何より,本校の子供たちの学習面の課題として「時計が読めない。時間の計算ができない。」がありました。1時なら一回「ボーン」と鳴ります。また,〇時30分でも「ボーン」と音が鳴ります。
早速,2年生が算数の「時間と時刻」の学習で,この時計を活用していました。「先生:見ててごらん。30分になったら音が鳴るよ。」「ボーン」「子供:わっ!6のところが〇時30分なんだな。」…。音が鳴ったとき,子供たちはびっくりしていました。そして実感として時計の読み方をかみしめていました。新たに南界小学校の名物が増えました。是非,聴きに来てください。
古時計 12時の音 ←(ここをクリック!)
ここで一句「春雨と 音を重ねて 古時計」
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