言語活動
「言語活動」という言葉があります。学校で学習指導する上での要領を書いた学習指導要領にはっきりと明記されています。どちらかというと流行的な取り扱いと思われがちですが実際はこの「言語活動」という言葉や考え方の歴史は古いです。
戦後,アメリカから「ユニットラーニング」(単元学習)という考え方が輸入されたところから始まります。西尾実教授がその考えを日本に定着させました。単元とは子供が興味を示した内容を一塊にして多角的に調べたり発表したりする学習のまとまりです。この中で必ず使わなければならないのが言語です。調べる上で読んだり書いたり話したり聞いたりしますよね。学習者の必要性に従って言語を使うことを言語活動といいます。「学習者の必要性」が肝心です。言語は使って初めて定着したり進歩したりするという考え方がベースになっています。
子供たちの発達段階に合わせて様々な言語活動を意図的に計画し,取り組ませていくことが教師の腕であり,教科指導の醍醐味でもあります。
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ここで一句「万緑の 中 先生と 子らの声」
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