視点を変えると…
見事なセンダンの木です。素晴らしい枝ぶり,堂々としたその風格ある姿に見入ってしまいます。そして,強い日差しを見事に和らげてくれています。この木の下なら「緑陰読書」ができそうです。
一方,安全管理の視点で見てみましょう。もし,枝先の重みに耐えきれずに途中から折れて落下したら…,下に人がいたら…,草刈りなどしていたら熱中していて上から物が落ちてくるなど夢にも思わないな…,などと考えてしまいます。
視点を変えると,目の前の景色の質が変わります。よさも悪さも見えてきます。南界小学校の校庭は,このような立派な樹木がたくさんあります。
外作業中に上から木の枝が落下し,命を落とした校長先生がいらっしゃいます。ご冥福をお祈りします。
南界小学校の景色をあらためて「危機管理」の視点で見直してみようと思います。
ここで一句「センダンの 枝風に揺れ きしむ音」
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