ピアノシリーズ 1
南界小学校にはグランドピアノが3台もあります。なかなかこのような学校はないのではないかと思います。今年の四月一日に南界小学校に赴任し,初めて玄関をくぐったとき,眼前に広がる多目的ホール,真ん中にグランドピアノが当たり前のように置いてある環境に驚きました。例えるならば駅ピアノのような感じです。今日は昭和32年に南界校区から寄贈されたこのピアノを紹介します。
子供たちの様子を見ていると,雨の日や外が暑い日など,ピアノを習っている子が中心になってピアノを弾いています。最初は高学年の子供が弾いていますがだんだんそれを聴きに低学年の子供たちも集まってきます。相当古いピアノでタッチがばらばらですが,それでも子供たちの遊び道具としては十分です。以前,本校の学校教育目標の中に「感性に富んだ子供の育成」があったようです。その一方策としてこのピアノが使われていたのでしょうか。いずれにしても感性の教育環境としては抜群だと思っています。このピアノを寄贈した南界校区の着眼点は素晴らしいですね。
私もピアノを弾きますので,今後子供たちと雨の日などピアノを一緒に弾いて楽しく過ごしたり,コンサートをしたりしていきたいと思っています。 このピアノの音はこちら→ ピアノの音1
ここで一句「梅雨空や 踊る子供と 響くショパン」
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