出校日のお話 1
昨日,出校日でした。全校朝会が行われ,校長先生からお話をいただきました。その中で,戦争の歴史について話をしていただきました。
写真は鹿児島市が空襲を受けた時の様子です。8/6と8/9の原爆の日,8/15の終戦記念日についても触れられました。それに関連して「広島のピカ」や「かわいそうなゾウ」といった戦争の現実を伝える本を紹介してくださいました。
私の父は数少ない戦中派です。「私が5歳くらいの時,空襲爆撃の中,間一髪,近くの兵隊さんが自分を片手で持ち上げて防空壕に投げ込んでくださったおかげで今があるんだよ。その兵隊さんは防空壕には間に合わなかったけどね…」と話してくださいます。想像を絶する状況ですが,間違いなく父は,自分の命を「おかげさまで」の気持ちで生きているのだということは理解できます。校長先生のお話を聞きながら,私はこのようなことを考えました…。
今回の校長先生のお話は,戦争の歴史について振り返り,今,この瞬間からの自分自身の生き方について思いを馳せるよい機会になったのではないかと思っています。
ここで一句「思ひ起こす ことが供養の 原爆忌 (作:石川佇牛)」
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