聴くこと
2年生が「かけ算九九」の暗唱をしています。かけ算九九の暗唱は「順番に読む」だけでなく「逆読み」「ばらばら読み」など,理解を深めるために多様な読み方に挑戦させています。
様子を見ていると二人とも同じ順番で覚えてテストを受けています。「たまたまなのか,仲良しなのか」と思って見ていると,片方がテストを受けているときにじっと「聴いて」いるのでした。
そうなのです。何かを覚えたり考えたりするときの学び方としては「出力(かけ算九九を言う)」だけてなく「入力(じっくりと聴く)」ことも有効なのです。そのことを子供たちの姿から思い出しました。読書や対話などアナログを意識してじっくりと「入力」する秋もまた,いいのかもしれません。
ここで一句「秋晴れや 掛け算九九の 響く部屋」
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