アオタテハモドキ
花壇の花がとてもきれいです。花を眺めていると,二匹ずつペアになって蝶が飛んでいます。よく見ると,形はそっくりなのですが色が違います。羽を開いたとき,写真のような地味な色のものと,鮮やかな青色のものがいます。「何という蝶だろう。」…。調べてみると「アオタテハモドキ」という蝶でした。オスは青く派手で,メスは地味なのだそうです。南西諸島で見られる蝶で,沖縄より南部では確実に土着しています。それより北では完全に定着していないと書いてありました。迷い蝶として九州などでも観察されるそうです…。
つまり,この蝶の本拠地は沖縄より南だということです。沖縄よりはるかに北の南界小の花壇にたくさんいます。地球温暖化の兆しが眼前に広がっていると言えそうです。蝶の世界が温暖化で変化しているということは,他の生き物はどうなのでしょう。例えば魚…植物…。花壇を見て夏に見られる風物詩の変化を体感しました。
ここで一句「夏の蝶 見慣れぬ仲間が 増えている」
※ 連絡:新型コロナウイルス感染症対策のため,8/27(金)18:00~家庭教育学級として計画していた「ピアノの夕べ」は,新型コロナウイルス感染症が収まるまで延期します。
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