なつかしの給食当番
6年生が卒業まであと19日です。テレビの画面に映っているのは現6年生が2年生の時の写真です。誰がどの子かほとんど分かりませんでした。小学校の6年間というのは子供をここまで成長・変容させる期間なのかと驚かされました。
当時の担任の先生の姿を懐かしんでいる6年生。今は,担任の先生の手伝いなどなくても上手に取りわけて配膳できます。
お互いに成長した姿を確かめながら,楽しい雰囲気の中での給食当番でした。
ここで一句「春めきし 教室給食 準備する」
中種子町立南界小学校
〒891-3606 鹿児島県熊毛郡中種子町坂井3530番地 Tel 0997-27-9009 Fax 0997-24-6009
6年生が卒業まであと19日です。テレビの画面に映っているのは現6年生が2年生の時の写真です。誰がどの子かほとんど分かりませんでした。小学校の6年間というのは子供をここまで成長・変容させる期間なのかと驚かされました。
当時の担任の先生の姿を懐かしんでいる6年生。今は,担任の先生の手伝いなどなくても上手に取りわけて配膳できます。
お互いに成長した姿を確かめながら,楽しい雰囲気の中での給食当番でした。
ここで一句「春めきし 教室給食 準備する」
給食でタンカンが出ました。このタンカンは岩岡小校区の塩釜さんが提供してくださいました。これまでに13年近くも提供し続けてくださっているようです。
何とありがたいことでしょう。子供たちは給食の一番最後に少しずつ皮をむいて食べています。デザートですね。
屋久島と種子島はタンカン,ボンタンなどの柑橘類が特産品と聞きました。安納芋もおいしいです。
すばらしい食の環境に子供たちはいるのだと思います。感謝しましょう。
ここで二句「給食で タンカン出たよ むきにくい」5年R.M
「タンカンの 堅き皮むき しみる指」 5.6年担任 M…うまいですね。
校庭の桜が開花直前です。ここ何日が寒く,風が強いでした。昨日は天皇誕生日であり,外は雨も降っていました。
桜は寒風吹きすさぶ中に野ざらし状態だったはずです。近づいて見てみると,来たる春に向けて着実に準備を進めています。つぼみが今にも張り裂けんばかりにパンパンです。何という強さでしょう。
曾野綾子の言葉に「生きるとは,いつ死んでもよいように準備し続けることである」とあります。この桜はその言葉を体現しているように思えてなりません。見えないところで常に準備し続けているのですね。
ここで一句「桜散る ことを目指して 一分咲き」
いよいよ「六年生とのお別れの式,お別れ遠足」の日がやってきました。
存在感の大きな六年生だったのでどの学年の子供たちもお別れが寂しそうでした。とても寒い一日でしたが,思いっきり六年生に甘えて,たくさん遊びました。しまいには上着を脱ぎだす子供もいたほどです。
改めて最高学年,六年生の存在の大きさに気付かされる一日でした。
卒業まであと20日です。六年生の姿をしっかり胸に刻みたいと思っています。
ここで一句「一年の 手を引く六年 梅の花」
5.6年生による「カントリーロード」のリコーダー演奏がありました。二部に分かれて追いかけっこのように演奏しました。
聞いていた子供たちからは「なめらかな指の動きでした。」とか「とても上手でした。」などと感想が出ました。
外は寒く風が強いでしたが,子供たち同士の歌声やリコーダー演奏で楽しい一時となりました。
ここで一句「早春の 野に響く音 リコーダー」
本校は3年生以上がクラブ活動を行っています。「動いて楽しむクラブ」と「作って楽しむクラブ」の二つがあります。2年生がクラブの見学をしました。
「動いて楽しむクラブ」では,一緒にドッジボールをしました。ダイナミックな2年生の動きに,上級生たちもなかなか当てることができませんでした。特に2年生の男子の「よける」動きがトリッキーでした。
「作って楽しむクラブ」では,フルーツアメを作っていました。イチゴやミカンをドロドロの砂糖水で包み,乾かしてアメにしたものです。とてもおいしそうにでき上がっていました。2年生はフルーツをおいしそうに食べていました。
クラブ見学終了後,2年生が「ありがとうございました。」と言ってあいさつする姿はとてもかわいいでした。
ここで一句「来年に 向けた関わり 浅き春」
今年度,子供たちは一人一台タブレットで学習しています。電源を入れる度にパスワードを入れる必要があります。パスワードは「Ss456…。」というように,英字の大文字小文字や数字の全角半角が混ざっています。パスワードを入れるのはなかなか苦労します。
そんな中,パソコンの得意な子が「僕が入れてあげるよ」と率先して他の子にパスワードの入れ方を教えています。見ていると使うキーボードが何種類かあり,必要に応じて選んで使っています。
本校は全学年で複式学級です。授業を進めるに当たり,先生がいない学年はガイドと呼ばれる子供が学習を進めます。タブレットの登場で使い方をガイドしてくれる人が必要になりました。これこそまさにデジタルガイドと呼ぶにふさわしいと思います。
このように子供たち同士で教え合う姿は見ていて嬉しくなります。
ここで一句「タブレット 見つめ囲みて 春の子ら」
写真は4年生の作文指導の様子です。作文というと一般的には「マス目用紙,鉛筆,消しゴム」を思い浮かべますが写真は違いますね。タブレットコンピュータとキーボードです。
作文指導で大変なのは「書き直し」です。消しゴムで消すと,前後の文字数がずれてしまうのが大変です。ですが,この方法ならずれません。バックスペースキーで修正箇所を消して打ち込めばよいのです。残しておきたい文章はコピーして貼り付ければ大丈夫です。
作文指導の中で,段落の構成や全体の流れを確認しながら書く力を育てるのに適した方法です。
まさに新しい作文指導。今や文字は「書くもの」だけでなく「打つもの」としても在るのですね。
ここで一句「文字を打つ 指かじかみて 一字ずつ」
5.6年生は「外国語科」という位置づけで「英語」を学習します。3.4年生はその準備として「外国語活動」を行います。
今回はALTのアメリカ人の方に来ていただきました。3.4年の子供たちは普段聞き慣れない本場の発音を聞きます。そして真似をして発音します。なかなか上手でした。
様々な会話をしました。4年生はいよいよ4月から「外国語科」の学習となります。しっかり発音を身につけて欲しいですね。
楽しい体験学習でした。
ここで一句「ばれんたいん 英語で発音 ヴァレンツァィン」
写真は今朝の児童集会の様子です。放送委員会が主体となって様々なクイズを考えてくれました。その中で,大きく3つのグループに分かれての真似っこゲームが面白いでした。
一般的にはこのように仲間づくりの一環として行われるゲームのような取組を「グループエンカウンター」といいます。ねらいは人間関係づくりに欠かせない「自己理解」「他者理解」「リレーションシップづくり」の力を育むことです。
真ん中の子は周りの子らが「誰の真似をしているのか」を当てます。なかなか当たりません。子供たちは途中で「〇〇さん,上手。全然分からなかった。」とか「みんな,隠し方がうまいねえ。」などと,感想を言い合っていました。
感想を言い合う中で,自分自身の意見を言ったり相手の意見を聞いたり…。大切な経験だと思っています。
ここで一句「子供には 子供の歩幅 春時雨」