くじら雲
本日16:00ごろの雲です。3~6年生と一緒に体育でバレーボールをしました。楽しい時間を過ごし,体育館を後にして渡り廊下を歩いていた時,ある6年生が「あ!クジラ雲だ!」と叫びました。
見てみると,確かに1年生,国語の教科書に定番の教材として掲載されている「くじら雲」の形にそっくりな雲がありました。
午前中は大雨が降りました。午後は一転して良い天気となりました。小春日和の平和な午後を子供たちと過ごしました。
ここで一句「日脚伸ぶ子らと眺めるくじら雲」
中種子町立南界小学校
〒891-3606 鹿児島県熊毛郡中種子町坂井3530番地 Tel 0997-27-9009 Fax 0997-24-6009
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本日16:00ごろの雲です。3~6年生と一緒に体育でバレーボールをしました。楽しい時間を過ごし,体育館を後にして渡り廊下を歩いていた時,ある6年生が「あ!クジラ雲だ!」と叫びました。
見てみると,確かに1年生,国語の教科書に定番の教材として掲載されている「くじら雲」の形にそっくりな雲がありました。
午前中は大雨が降りました。午後は一転して良い天気となりました。小春日和の平和な午後を子供たちと過ごしました。
ここで一句「日脚伸ぶ子らと眺めるくじら雲」
6年生の国語を参観しました。説明文で筆者の主張を読み取り,自分自身の生き方を考えるという授業でした。写真は「大切な人と深くつながるために」という文章の作者の鴻上尚史さんの文章の主張部分です。
「本当に自分の言いたいことを言い,本当にしたいことをしようと思ったら,あなたは人とぶつかります。それがあなたの人生を生きるということです…。」とありました。何と厳しい言葉でしょうか。ぶつかったら逃げたくなります。そして相手に理解してもらうために説明するのもなかなか面倒だったりもします。
鴻上さんは,付属のQRコードの動画で引き続き「相手と折り合いをつけることが大切」ともおっしゃっていました。「折り合い」をつけるために「歩み寄り・妥協点」が必要ということでしょう。
子供たちは筆者の主張を読み「これから勇気をもってコミュニケーションをとっていこうと思いました。」と感想を述べていました…。なかなか感心だなと思いました。6年生は国語学習をとおして深い学びを行っています。
ここで一句「文を読み心を読むにつなぐ冬」
6年生社会科です。1964年の東京オリンピックに象徴されるように戦後,日本は急激に経済復興を果たしました。その時の様子のグラフです。
「もはや戦後ではない」の謳い文句のもと,戦後復興の金字塔として「3C」という言葉がはやりました。「colorTV」「cooler」「car」の三つです。カラーテレビやクーラー,車が庶民の憧れの製品であり,大衆にいきわたっていきました。
それらが家にあることを家族で喜び合った世代があります。そしてそれらが家にあることが当たり前の世代があります。当然価値観は違うはずです。
どうやって違う価値観に折り合いをつけていきましょうかね。
ここで一句「昭和世代戦後復興春近し」
皆さんは魚を三枚におろせますか?
最近は,安全第一のため子供たちに学習中に刃物を使うことがほとんどなくなりました。本校では本日,食農体験で「魚捌き体験」を行いました。
メコンと呼ばれる魚を一人一匹ずついただき,捌いていきます。アジ独特の「ぜいご」と呼ばれるウロコのようなものをとります。そして頭を落として背中から背骨に沿って切り込みを入れます。これが難しい。肋骨のところが引っ掛かるからです。
子供たちは教わったとおりに上手におろしていきます。そして最後は,漁協の方々が準備してくださったおいしい魚料理をいただきました。 史上最強においしかったです。子供たち,大喜び。今日の経験で漁師になる子供が出たりして…なんて思いましたよ。
ここで一句「大寒を忘れるうまさスマガツオ」
なんだかんだで卒業式まで38日です。
卒業式に向けて準備を進めています。南界小学校の先輩方が作ってくださった「卒業式の看板」です。発砲スチロールカッターで,丁寧に作られているものです。会場準備などでぶつけてしまったのでしょう。少し欠けているところがありました。
早速補修を行っています。「業」の左払いが少し短かったので,くっつけています。見事ですね。見事な技です。
出来上がりが楽しみです。
ここで一句「先生はなんでもチャレンジ寒椿」
47道府県,皆さんは全て言えますか?できるつもりでやってみましたが,岡山と広島を間違えました…ガーン。
このクイズ形式の掲示はとてもいいと思いました。楽しんで,遊び感覚で取り組めるところがいいと思います。そうなんです。子供は嬉々として,遊びをとおして学ぶものなんです。
担任の先生の,子供理解の深さ,優しさなどがうかがえます。
掲示一つにも意味があるのだと改めて大切さを思いました。
こで一句「都道府県クイズは楽し寒雀」
本校の3年生が算数の学習をしています。算数は一人で学んでいます。
先生が一人の男の子に丁寧に教えています。23×10の計算の仕方を考えています。先生が一生懸命教えています。子供も一生懸命対応しています。
どちらも全力です。1対1なので逃げ場がありません。でも前向きに考えれば,ここまで丁寧に対話しあう場面もないと思っています。
みていてほほえましいやりとりでした。
ここで一句「先生を独り占めだぞ寒の雨」
写真は3.4年複式,算数の授業の様子です。
4年生は分数の足し算の練習問題に取り組んでいます。つまり単元(一つの学習内容のまとまり)の最後となります。どんどん練習問題を進めています。
3年生は「〇十×〇十 はどう計算すればいいかな」というめあての学習でした。つまり子供がよく考えなければならない学習内容ということです。先生が集中的についてあげなければならない内容となります。
このように,一度に複数学年を指導する場合,指導内容の配列を工夫することが必要です。勇気をもって「子供に任せる」場面をつくる…そして生み出された時間でもう一つの学年の子供を先生が集中的について指導する…という工夫です。
子供たちは任されれば力を発揮します。信じてもらうことで子供たちは自走し始めるのです。ここがミソですね。自走し始めた子供はどんどん伸びていくことでしょう。
ここで一句「複式はハンデにあらず寒雀」
2/10(土)は校内「なわとび大会」です。それに向けて長縄で跳ぶ練習をしました。種目は「8の字跳び(通称 エイトマン)」です。
運動会の紅白に分かれての回数勝負となります。今年初めての練習なので,そんなにうまくいかないだろうと思っていましたが…
紅白の回数勝負(3分間)になりました。子供たちは「1.2.3…」と大きな声で〃チームの仲間が飛ぶのを数えています。結果は116回対113回!
なんという切迫感!
こりゃ,本番が楽しみです。おそらく今日の対戦で刺激を受けた各チーム,これから極秘で練習を始めるような気がしています…。
ここで一句「冴返る響く縄音子らの声」
「ゲスト飛び入りコーナー」では他校の子供も参加してくれました。とても楽しい,精いっぱいの子供たちを見ることのできるコンサートとなりました。南界校区の皆様,ありがとうございました。
ここでて一句「悴(かじか)んだ手を温めてピアノ弾く」