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中種子町立南界小学校

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2022年10月

2022年10月18日 (火)

工夫

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 「円の面積の公式」を皆さんは覚えていますか?「半径×半径×3.14」です。中学校に進級すると「πr²(半径×半径×π)」となります。中学校ではπをつけるだけですが,小学校は「×3.14」をしなければなりません。この学習で関門となっているのはこの「小数の混ざった掛け算」となります。

 本校の5.6年担任が写真のような表を子供たちに手渡していました。「それぞれの半径の円の面積を覚えてしまえ」ということです。これを覚えてしまえば,学習のスピードがどんどん上がること間違いありません。まるで「インドの掛け算九九のようだ」と思いました。インドでは「20×20」まで暗記するそうです。暗記は凄い力になります。「考えるスタート」が変わるからです。

 例えば「半径2㎝の円が二つくっついた図形の面積を出しなさい。」となると「12.56+12.56」といきなりできるということです。2×2×3.14を計算するところからではないのがいいですね。

 ここで一句「工夫とは 人間らしさ 秋の声」

2022年10月17日 (月)

まじめに掃除をしましょう。

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 1年生が一所懸命に掃除をしています。職員室掃除です。新しい掃除場所になると,係の先生から掃除の仕方を習います。特に1.2年生などの低学年の子供たちは「言われた通り」に一所懸命に掃除をします。

 写真はホウキを使っています。この後,固く絞った雑巾で床を拭きます。床といっても結構広いです。先生方の机の下を,椅子を動かしながら中に入って拭きます。

 先生方に教わったとおりに一所懸命掃除する子供たちの姿は,見る者の心を打ちます。「ああ。そうだ。何事にも一所懸命に取り組まなければ。」と思います。感心ですね。子供たち。

 ここで一句「秋雨を 時々眺め 床拭く子」

2022年10月14日 (金)

1080

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 5.6年外国語の様子です。

 ALTの先生が発音しています。

 「one thousand eighty(ワン サウザンドエイティー)」。

 子供たちは言われた数字をアラビア数字で記入します。「180」「1800」…。ハハハ。

 アメリカの本場の発音を聞きながら解釈を学習しています。なかなか難しそうですね。

 今は,小学校で英語を習います。時代は変わるものですね。

 ここで一句「秋雨の 中響く声 thousand」

2022年10月13日 (木)

陸上記録会

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 本日は「陸上記録会」でした。3年ぶりの開催でした。子供たちからは「他の学校の子供たちと勝負するのは久しぶりだな。」とか「こんな機会は初めてです。」という声が出発前に上がっていました。

 写真は「5年女子800m走」の様子です。どうですかこのデッドヒート。走っている二人の「歯ぎしり」が聞こえてきそうです。

 帰ってきた子供たちに尋ねると「やったよ!教頭先生。自己新記録が出ましたよ。」と,喜びの顔でした。

 将棋の羽生名人をご存じでしょうか。この羽生名人が「今の子供たちには 本気 が足りない。」という言葉をおっしゃっていました。

 陸上記録会に向けて一生懸命練習していた子供たちはまさにこの「本気」を見せてくれました。土日の休日や平日の放課後にも学校に来て練習する子供の姿がありました。子供を本気にさせることが私たち教育者の仕事です。まさに教育を生業としている私たち教師にとって,醍醐味となる一日でした。

 ここで一句「息づかい 抜かれてたまるか 持久走」

2022年10月12日 (水)

「くじら雲」

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 皆さんは「くじら雲」というお話をご存じでしょうか。ずいぶん長い間小学校1年生 国語の教科書に掲載され続けている名作です。

 体育の授業を受けている子供たちが空に大きな「くじら形」の雲を見つけます。その「くじら雲」は子供たちの動きをまねします。そして「こっちにおいで」と誘います。

 「天まで届け,1.2.3」「もっと高く,もっと高く」のやりとりは,この学習中,最も盛り上がる部分です。なかなかくじら雲に届かない子供たちは,どんどん声を大きくして高く飛び,ついにくじら雲に飛び乗ることができるのです。

 もうすぐ学習発表会です。11/9(木)の予定です。もしかして1年生は「くじら雲」を劇か何かでするのかな。何をするにしても楽しみです。

 ここで一句「ドングリを 拾い転がす 子の瞳」

2022年10月11日 (火)

おさらい学習

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 6年生が「地層の学習」のおさらいをしています。「水の働きでできた地層の特徴は…。」「火山の働きでできた地層の特徴は…。」今回の学習を見直しています。

 最近の小学校ではおさらいに「プリント」を準備するだけでなく「タブレット端末」で自動的に出てくる問題をどんどん解いていくことができます。先生方は予めたくさんおさらいプリントを準備しなくてもよいのです。「勤務の効率化」の一端です。

 子供たちは体験したり学んだりしたことをおさらい学習で定着させていくのですね。

 ここで一句「秋風や おさらい学習 タブレット」

2022年10月 7日 (金)

多様性

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 5年生が「約数」を学習しています。「約数が分かる」とはどういうことでしょうか。

 例えば「36の約数は何ですか。」と問いがあります。「1.2.3.4.6.9.12.18.36」と答えられれば「分かっている」ということになります。

 では「18個入りの飴が2箱あります。同じ数ずつ飴を袋に入れて分けます。二番目に多い人数で分けるには,何個ずつ分ければよいでしょうか。」と問いがあります。これを考えるには「あめは18個入りの箱が2箱あるから全部で36個ある。分けられる人数は,36の約数なので1.2.3.4.6.12.18.36人である。」「二番目に多い人数は上から数えて18人である。」が答えになります。これに答えられると「36の約数が分かっている」ということになります。

 さて,前者と後者はどちらも「36の約数が分かっている」と言えますが,理解の深まりという点ではどうでしょうか。後者は「36の約数を活用して」いますね…。

 このように,一つの事象を多様な角度から再点検することは大切です。多様性は理解が深まるのです。従って,多様な意見を話し合うことは対象への理解が深まるということになりますね。

 ここで一句「分かったよ ほんとにそうか 鰯雲」

2022年10月 6日 (木)

太陽の動き

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 耕運機で花壇を耕していました。すると「ん?。」 踏みそうになりました。3年生の理科実験「太陽の動き」です。

 皆さんご存じの通り,太陽は東から登って西に沈みます。それを具体的に目で確認して記録します。太陽と影は反対なので当然影は逆に映っています。

 なんとなく可愛い実験風景です。皆さんも小学生の時にこの実験をしましたか。

 かわいいなぁ。小学生。のどかな秋になってきました。安納芋も売り出されていますね。幸せです。

 ここで一句「太陽の 動き調べる 秋の子ら」

2022年10月 5日 (水)

相互扶助(そうごふじょ)の精神

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 本校のPTAのOBの方が,本校のロータリーの砂利をならしてくださっています。以前「少しロータリーが運転しにくいようですね。時間があるときにならしておきますよ。」と言ってくださっていました。

 本校が避難所になった時の倉庫を作る作業の中で,フォークリフトを使っていたついでに,このようにボランティア活動をしてくださいました。ちなみにこのフォークリフトで本校のゴミ捨て場の整理作業もしてくださいました。

 つくづく学校というところは「相互扶助(そうごふじょ)の精神で成立しているのだな」と思っています。感謝の念にたえません。ありがとうございました。今後も南界小学校は,皆様の期待にこたえるべく頑張ってまいります。

 ここで一句「秋の風 心さわやかに ボランティア」

2022年10月 4日 (火)

観察

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 6年生が理科の授業を行っています。

 前回の学習で地層見学をしました。化石さがしもしました。そこから持ってきた岩を観察します。

 「れき がかたまったれき岩」「砂が固まった砂岩」「どろが固まった泥岩」…。実際に触りながら確認しています。種子島は海に囲まれていますので,水のはたらきでつくられた地層が多いです。

 子供たちは凄く長い時間かけてつくられた地層をじっくりと学習しています。

 こごて一句「秋風は 昔も吹いて 化石掘る」