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中種子町立南界小学校

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2022年11月

2022年11月30日 (水)

三角形の面積

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 皆様,三角形の面積を求める方法や公式をご存じですか。「底辺×高さ÷2」ですよね。では,どうしてそのような公式になるのか…。

 写真をご覧ください。三角形をいろいろな形に変形して式を立てています。例えば「この三角形を上下二つくっつけて平行四辺形を作る。→平行四辺形の面積は底辺×高さである。→それを2で割るから 底辺×高さ÷2となる…」といった感じです。

 このようにただ公式を覚えさせるのでなく,まずは子供たちに考えさせます。そして式を精選していくと公式につながるのです。

 これが「算数的思考力」を高める,ということです。このように,ただ正しい答えを導く力を育てるのでなく,考える力を高めることを「コンピテンシーベースの教育」といいます。大切な考え方なのです。

 ここで一句「なぜですか そこから始まり 学ぶ冬」

2022年11月29日 (火)

あら?

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 あら?確か本校の亀は「かめのすけ」だけだったのではないですかね?

 あら?

 まだ,子供たちはだれも気付いていません。子供たちには黙っておいてください。だれが一番最初に気付くか,楽しみに待っています。

 ここで一句「かめのすけ 仲間だ嬉し 冬の雨」

2022年11月28日 (月)

ツルコザクラ

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 12/8(木)は持久走大会です。本日は天気がよく,子供たちは外で持久走の練習,実際のコースの試走などを行っています。そんな先生や子供たちの声が響く校庭の片隅で,本校の主事さんが黙々と作業をしています。作業内容は来年の二月の開花を目指して「ツルコザクラ」と「リビンクストンデージー」の苗を植えているところでした。

 苗を植える場所の周りの土を耕しながら植えています。空気や水が通りやすくするためです。花が開花した時の大きさなども考慮に入れて,等間隔で植えています。まさに「花の気持ちになって」植えています。

 「相手の気持ちになって考える」という言葉があります。それは「この状況なら私だったら~のように考えるけどな」ということも愛のある姿の一つですが,この苗植えの視点で考えると自分の考えは入らないことになります。つまり「この人は~な人だから~のように考えるだろう。」と予想することです。おそらくそこに愛があるのでしょう。

 「相手の気持ちになって考える」ということにも大きく二通りあるのだなと考えました。

 ここで一句「あの人は 今何してる 冬の雲」

2022年11月25日 (金)

持久力を高める

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 一年生が朝の体力つくりで「縄跳び」をしています。縄は幼稚園の時に使ったもので,ロープです。見ていると「競争しよう。連続で何回跳べるかな。」と話しています。握り手のところにはこれまで連続で飛べた歴代の最高回数が油性ペンで記録されています。

 縄跳びは,やってみると大変な運動であることが分かります。一回旋一跳躍を一分続けるだけでもへとへとになります。間違いなく持久力アップにつながるものと確信します。

 12/8は持久走大会があります。9:20開会です。子供たちそれぞれの立場で目標に向かって頑張っています。

 ここで一句「冬の朝 縄跳び競争 にこやかに」

2022年11月24日 (木)

ずらっと4

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 一・二年生がスタートラインに「ずらっと」並んでいます。先生方の指導でしょうか,スタートの姿勢がきれいに統一されています。

 今回は,実際にコースを走りました。どの子もコースを間違えずに全力を出し切ることができていました。

 子供たちと一緒に走る先生の姿もちらほらと見られるようです。冬に入ったとはいえ,まだまだ日中は気温が上昇し暑い日もあります。

 汗の始末を丁寧にしたいです。

 ここで一句「冬晴や 一斉スタート にこやかに」

2022年11月22日 (火)

認知症サポーター養成講座

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 少子高齢化が進んでいます。それに伴って認知症やアルツハイマー病など,高齢化によってすすむ症状もあります。

 今回は,子供たちに高齢者理解を進め,共生社会を実現する一環の教育として「認知症サポーター養成講座」を行いました。外部の方3人を講師としてお招きしました。

 お年寄りによくある症状として「何度も同じ話をする。」「言いたい言葉がすぐ出てこない…」などが挙げられました。そういった方々には「注意する」のでなく「やさしく寄り添う」ということが大切になのだそうです。

 やはり優しさが大切なのだと改めて思っています。

 ここで一句「その話 六回目とは 言わぬ冬」

2022年11月21日 (月)

「あなたにありがとう」

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 音楽集会で,町の音楽祭で発表する曲「あなたにありがとう」を練習しました。本日は本番を見越して「指揮者」を立てて行いました。

 「曲の入り」や「最後のフェルマータ後の合わせるタイミング」などを指揮者が指示するようにしているようです。意外と全員でタイミングを合わせて歌うのが難しいところを合わせます。本番は25日であり,いよいよ佳境に入ってきた感じがします。

 本番がうまくいくといいですね。

 ここで一句「よく確認 指揮者の手元 冬めきて」

2022年11月18日 (金)

学習者理解

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 日露戦争と日清戦争を学習しています。両者の違いが分かりにくいですね。子供たちが戸惑うことが予想されます。そこで…6年社会を担当している先生は写真のような「ワークシート」を準備していました。

 日清戦争は1894年勃発。日露戦争は1904年勃発…。戦後処理の条約は下関条約とポーツマス条約…。子供たちは二つの戦争についてスムーズに区別して調べ学習を進めていました。

 このように,私たち小学校の教員は子供に考えさせる時,少しでも混乱しないように工夫しています。このことを「学習者理解」といいます。一般の方と教員の一番の違いはここです。ここでなければなりません。「子供とはこういうものだ。従ってこのような準備をする必要がある。」という学習者の細やかな実態を根拠とする思考です。実は,たくさんの知識を獲得する努力とそれらを相手に伝えるための技術を習得する努力はほぼイコールといってよいと思います。そこに教員の存在意義があります。そしてそこに「愛」があるのです。

 ここで一句「ワークシート 愛を形に 初時雨」

2022年11月17日 (木)

読み聞かせ会

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 本日は,中種子町の読み聞かせグループ「おはなしパレット」の皆様が来校してくださいました。最初に呼んでくださった本は「アーノルドローベル著作 ぼうし」でした。

 このシリーズは二年生の教科書に「お手紙」という作品が取り扱われています。子供たちは,よく知っている「がま君」と「かえる君」の登場に,親近感を感じていたようでした。

 この本の読み聞かせは,ページを子供たちに見せながら行うのではなく,読むだけでした。子供たちや聞いている私たちは場面の様子を頭の中のテレビに思い浮かべながら聞きました。この目には見えない作業が実はとても重要なのだと言われています。天気のよい冬日和に,落ち着いた楽しいひと時を過ごしました。

 ここで一句「読み浸る 絵本の世界に 冬日和」

2022年11月16日 (水)

外国語

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 本日は5.6校時に,中学校の英語の先生とアメリカ人のALTの先生が来校して指導してくださいました。 

 本日の学習内容は「〇〇の生き物は△△に住んでいる。」という学習です。子供たちが選んだ生き物の写真を貼り,その下に「〇〇 live △△」という英文を作ります。例えば「ペンギンは海に住んでいます。」というのを英文にします。「Penguin lives sea.」といった感じです。

 動物の写真をタブレットで拾い出し,それを添付してワークシートと英文を記入しています。動物の写真がかわいかったです。楽しい外国語学習です。

 ここで一句「冬の海 ペンギン住むよ リブ インザ シー(live in the sea)」