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中種子町立南界小学校

〒891-3606            鹿児島県熊毛郡中種子町坂井3530番地                Tel 0997-27-9009            Fax 0997-24-6009

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2022年12月

2022年12月30日 (金)

大晦日前日

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 いよいよ明日は大晦日です。近くの集落では公民館の大掃除がありました。また,消防団の皆様は,器具倉庫の大掃除をしていました…。一年の締めくくりですね。全員で無心に,そして笑顔で取り組んでいる地域の皆様に敬意を表します。

 一方,本校の温室ではたくさんの花々の苗が植えられています。黒ポットにしっかり根付き,誰も見ていない温室で日々成長していきます。卒業式,そして入学式を目指して…。誰も見ていないところで,少しずつ努力する姿は健気だと思います。

 地域の皆様に「過去を清算する美しい姿」を。そして温室の花の苗に「未来に備える健気さ」を感じさせていただきました。

 いよいよ今年も終わりです。令和四年は皆様にとってどのような年でしたか。令和五年はどんな年になるのでしょうね。皆様にとって喜びや楽しみが多く,充実した生きる喜びを感じることのできる一年になることを心から祈念しています。

 ここで一句「ペチュニアの 苗水を浴び 生き生きと」

 

2022年12月29日 (木)

そば打ちの予習

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 1月に3年生以上の子供たちに「そば打ち」を体験させたいと考えています。

 本日は,地域の方に声をかけていただき「そば打ち体験の予習」をさせていただきました。

 脱穀して乾燥させたそばの実を,殻と粉に分けます。次に粉を350グラムずつに分けました。これで4人分のそばなんだそうです。「つなぎ」に山芋をまぜ,熱湯でそば粉を混ぜます。どんどん練っていくとだんだん塊になっていきます。この時の練り方を「菊練り」というそうです。そして厚さ2mm程度に広げ,麺を切ります。

 できあがったそばを,参加者で試食しました。絶品でした。

 一足お先に年越しそばをいただきました。今年もいろいろとお世話になりました。来年が,皆様にとって幸多き年でありますように。

 ここで一句「そば打ちて 友と食して 年忘れ」

2022年12月27日 (火)

教育実践記録

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 冬季休業に入り,二日目です。熊毛郡の教職員には,有志が「教育実践記録」に応募する という制度があります。「教育実践記録」とは,担任の先生や養護教諭など,それぞれの立場で四月からこれまで実践してきた教育内容を,立ち止まって改めて記録することで振り返るものです。大体10ページ前後の大作になります。写真は実践記録をまとめている先生方です。

 「教育実践記録」は「教職員の資質向上」を目的として取り組まれています。

 三学期に向けた反省と実践の方向修正。先生方お疲れ様です。熱い心を感じます。

ここで一句「冬日和 学び深める 教師たち T.F」

2022年12月26日 (月)

粘土制作

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 本日は,希望者による「粘土制作体験」でした。

 子供たちは持ってきた「貝殻」や「きれいな石」などを組み合わせ,手が汚れることなどお構いなしに,どんどん作っていきました。

 大きなワニや竜などが出来上がっていたようでした。どんどん形のない粘土から,嬉々として,想像を膨らませて形を作り上げていく子供たちの姿にたくましさを感じました。

 いよいよ今年も終わりですね。子供たちに会うのが何か久しぶりのような気がしました。

 ここで一句「木枯らしの 中黙々と 粘土こね」

2022年12月23日 (金)

燃える心

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 「冬休みに頑張りたいことは,勉強です。精一杯頑張りたいです…。」終業式の代表挨拶で,6年生の子供が言い放った言葉です。燃える心を感じました。背筋が伸びました。

 学びに引退やゴールはない…。学び続けることこそ生きている証,若さを保つ秘訣なのだと思います。アメリカの詩人,サミュエル・ウルマンは言っています。「年を重ねただけで人は老いない。理想を失うから老いるのである。」と。至言ですね。

 学ぶことは理想や夢を知ることです。新たな世界への扉を開けることです。価値観が変わることです。自分を見つめ直すことです。

 子供の言葉に希望を感じます。

 ここで一句「木枯らしが 強く吹くほど 顔を上げ」

2022年12月22日 (木)

年賀状

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 1年生が年賀状を書きました。近くの郵便局に投函に行きました。両手で投函しています。そして投函後,「届きますように」と手を合わせています。手紙を書くという学習は大切な学習です。もらったらとても嬉しいです。手紙をもらうためにはまず,出さなければなりませんね。ははは。

 最近は手紙は「書くもの」というより「打つもの」です。パソコンを使うと写真を取り込んだり字体を変化させたり絵文字を入れたりと,自分らしさを出すためにいろいろと工夫することができます。ですが,一年生の手書きの年賀状を見ると,一つ一つの字にものすごく味があります。何とも言えませんね。パソコンの絵文字よりずっと「らしさ」が出ていると思います。

 届くといいですね。もらった人は大喜びでしょう。

 ここで一句「年賀状 届くといいな 届くかな」

2022年12月21日 (水)

手作りの雑巾

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 昨日,老人福祉センター・町老人クラブ連合会の皆様から,たくさんの手作り雑巾をいただきました。手渡した時,子供たちから歓声が上がりました。「大きくて使いやすそうだね。」とつぶやきも聞こえました。

 本校では毎日の掃除時間に雑巾を使って床を拭かせています。毎日のことですので,これまで使っていた雑巾がずいぶん古くなり,気になっていたところでした。

 「床の光は心の光」と言います。本校では雑巾を使って掃除をさせることで,子供たちの美しい心を磨いていこうと考えています。

 今回は,手作りの雑巾。ありがとうございました。大切に使わせていただきます。

 ここで一句「雑巾を 使い床拭く 冬日和」

2022年12月20日 (火)

デジタル指示

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 本日,用事で休みの担任がいました。そこで,かわりにその学級に入りました。担任の指示書によると「パソコンで社会の課題に取り組む」と書いてあります。子供たちは黙々と課題に取り組んでいます。

 見ていると,いつの間にか算数に取り組んでいる子供たちが出てきました。「あれ?取り組む順番が分かっているのかな。」と思い,子供たちに聞いてみました。すると…,写真のように,一つの課題が終わると次に何をすればいいのか「担任の先生からの指示」が記入されているではありませんか。

 子供たちはその指示に従って学習を進めています。そこに先生はいませんが,子供たちは指示を受けて動いています。「デジタル指示」とでも言えそうですね。驚きました。

 ここで一句「冬日和 離れていても 声届く」

2022年12月19日 (月)

迎春準備

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 12/17(土)にPTAの皆様のご協力により,素晴らしい門松ができあがりました。

 ドラム缶を土台にし,準備してくださった竹を刺します。竹の断面は笑顔のようにするのがコツなんだそうです。そして真っ赤な南天の実,きれいなハボタン…縁起の良いものを次々と刺していきます。荒縄の結び目にもこだわりがあるようです。

 天気が不順な中また,寒い中,本当にありがとうございました。華やかな正門を通って,子供たちが登下校します。

 ここで一句「登校の 列が止まった 門松だ」

2022年12月16日 (金)

税金について…

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 本日,種子島法人会の皆様をお呼びして租税教室を行いました。

 DVD視聴の場面では「もし,税金がなくなったら…」という内容の動画を視聴しました。実際に税金がなくなったら,火災の時に出動する消防署のみなさんの仕事が有料になります。また,ごみ収集車も大体税金で賄われているので,町中がゴミだらけになります。教科書も税金です。そのVTRを見ながら,子供たちの表情がだんだん真剣になっていきました。大切なのですね。税金。

 少子高齢化に突入している日本社会。未来の働き手の子供たちにも税金について理解を深めていってほしいと思いました。

 ここで一句「税金は やはり大切 山眠る」