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中種子町立南界小学校

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2022年12月 5日 (月)

条件を揃える

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 写真は3年生の理科です。「問い」は「砂糖と塩はどちらが重いでしょうか。」というものです。

 子供たちが学んだ手順としては「①砂糖と塩をそれぞれ同じ入れ物に山盛り入れる。」「②入れる途中で,トントンして隙間をなくす。」「③割りばしで,すり切りにして表面を平らにする。」「④まず手で持って比べてみる。」「⑤電子はかりで測る。」…というものでした。

 この学習,実は,後の学年の理科に対して大変重要な学びが含まれています。それは何かというと,「比べるときには必ず条件を揃える」ということです。理科の実験といえば,例えば「ジャガイモの葉は日光に当たるとでんぷんを作るかどうか。」とか「豆電球とダイオードはどちらが長い時間点灯し続けるか。」…など,比較のものが多いのです。

 本校の課題は「実験の手順や分かったことなどを言語化する力が低い」ということです。その入り口に立つ大切な学習の一コマでした。

 ここで一句「実験を 言葉で説明 悩む冬」

2022年12月 2日 (金)

過去問題

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 本日はチャレンジタイムがありました。写真は5年生の社会です。鹿児島学習定着度調査の過去問題の一つです。

 設問は「自動車組み立て工場のそばに関連の部品工場があるのはなぜなのかを説明しましょう。」という問題です。単純に考えた時「組み立て工場の組み立てラインを止めないため,部品工場が近くにあった方がいいから。」という感じになるのだと思います。するとその子供がおもむろに「ジャスト・イン・タイム方式」と記入しました。

 子供に確認すると「先生,こういうのをJUST IN TIME(その子の発音:ジャァスト ウェィン チテァィム)方式と言います。」と得意顔。ははは,笑ってしまいました。以前の学習内容と少し用語が変わっているので驚きました。学びは日々進歩しているのですね。

 ここで一句「負うた子に 教えられたる 冬の朝」

2022年12月 1日 (木)

早朝ランニング

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 朝のランニングの様子です。よく見ると,子供たちに交じって一緒に参加してくださっている先生方もいます。子供たちは大喜びであること間違いありません。きっと「お!先生も走っている。一緒に走ろうかな。」とか「先生に速いところや頑張っているところを見せるぞ。」と子供たちは思うことでしょう。

 子供のうちは「自分を鍛えるため」とか「人格を磨くため」「自分との闘い」…などの「内発的動機付け」だけで活動することは難しいと言われています。「褒められたり」「友達と一緒に…」などの「外発的動機付け」も有効なのです。

 先生が一緒に走ってくれることは,おそらく子供たちにとって最高の早朝ランニングに取り組む「外発的動機付け」となることでしょう。

 ここで一句「冬の朝 先生見ててね 走るから」

2022年11月30日 (水)

三角形の面積

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 皆様,三角形の面積を求める方法や公式をご存じですか。「底辺×高さ÷2」ですよね。では,どうしてそのような公式になるのか…。

 写真をご覧ください。三角形をいろいろな形に変形して式を立てています。例えば「この三角形を上下二つくっつけて平行四辺形を作る。→平行四辺形の面積は底辺×高さである。→それを2で割るから 底辺×高さ÷2となる…」といった感じです。

 このようにただ公式を覚えさせるのでなく,まずは子供たちに考えさせます。そして式を精選していくと公式につながるのです。

 これが「算数的思考力」を高める,ということです。このように,ただ正しい答えを導く力を育てるのでなく,考える力を高めることを「コンピテンシーベースの教育」といいます。大切な考え方なのです。

 ここで一句「なぜですか そこから始まり 学ぶ冬」

2022年11月29日 (火)

あら?

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 あら?確か本校の亀は「かめのすけ」だけだったのではないですかね?

 あら?

 まだ,子供たちはだれも気付いていません。子供たちには黙っておいてください。だれが一番最初に気付くか,楽しみに待っています。

 ここで一句「かめのすけ 仲間だ嬉し 冬の雨」

2022年11月28日 (月)

ツルコザクラ

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 12/8(木)は持久走大会です。本日は天気がよく,子供たちは外で持久走の練習,実際のコースの試走などを行っています。そんな先生や子供たちの声が響く校庭の片隅で,本校の主事さんが黙々と作業をしています。作業内容は来年の二月の開花を目指して「ツルコザクラ」と「リビンクストンデージー」の苗を植えているところでした。

 苗を植える場所の周りの土を耕しながら植えています。空気や水が通りやすくするためです。花が開花した時の大きさなども考慮に入れて,等間隔で植えています。まさに「花の気持ちになって」植えています。

 「相手の気持ちになって考える」という言葉があります。それは「この状況なら私だったら~のように考えるけどな」ということも愛のある姿の一つですが,この苗植えの視点で考えると自分の考えは入らないことになります。つまり「この人は~な人だから~のように考えるだろう。」と予想することです。おそらくそこに愛があるのでしょう。

 「相手の気持ちになって考える」ということにも大きく二通りあるのだなと考えました。

 ここで一句「あの人は 今何してる 冬の雲」

2022年11月25日 (金)

持久力を高める

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 一年生が朝の体力つくりで「縄跳び」をしています。縄は幼稚園の時に使ったもので,ロープです。見ていると「競争しよう。連続で何回跳べるかな。」と話しています。握り手のところにはこれまで連続で飛べた歴代の最高回数が油性ペンで記録されています。

 縄跳びは,やってみると大変な運動であることが分かります。一回旋一跳躍を一分続けるだけでもへとへとになります。間違いなく持久力アップにつながるものと確信します。

 12/8は持久走大会があります。9:20開会です。子供たちそれぞれの立場で目標に向かって頑張っています。

 ここで一句「冬の朝 縄跳び競争 にこやかに」

2022年11月24日 (木)

ずらっと4

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 一・二年生がスタートラインに「ずらっと」並んでいます。先生方の指導でしょうか,スタートの姿勢がきれいに統一されています。

 今回は,実際にコースを走りました。どの子もコースを間違えずに全力を出し切ることができていました。

 子供たちと一緒に走る先生の姿もちらほらと見られるようです。冬に入ったとはいえ,まだまだ日中は気温が上昇し暑い日もあります。

 汗の始末を丁寧にしたいです。

 ここで一句「冬晴や 一斉スタート にこやかに」

2022年11月22日 (火)

認知症サポーター養成講座

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 少子高齢化が進んでいます。それに伴って認知症やアルツハイマー病など,高齢化によってすすむ症状もあります。

 今回は,子供たちに高齢者理解を進め,共生社会を実現する一環の教育として「認知症サポーター養成講座」を行いました。外部の方3人を講師としてお招きしました。

 お年寄りによくある症状として「何度も同じ話をする。」「言いたい言葉がすぐ出てこない…」などが挙げられました。そういった方々には「注意する」のでなく「やさしく寄り添う」ということが大切になのだそうです。

 やはり優しさが大切なのだと改めて思っています。

 ここで一句「その話 六回目とは 言わぬ冬」

2022年11月21日 (月)

「あなたにありがとう」

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 音楽集会で,町の音楽祭で発表する曲「あなたにありがとう」を練習しました。本日は本番を見越して「指揮者」を立てて行いました。

 「曲の入り」や「最後のフェルマータ後の合わせるタイミング」などを指揮者が指示するようにしているようです。意外と全員でタイミングを合わせて歌うのが難しいところを合わせます。本番は25日であり,いよいよ佳境に入ってきた感じがします。

 本番がうまくいくといいですね。

 ここで一句「よく確認 指揮者の手元 冬めきて」