プロフィール

フォトアルバム

中種子町立南界小学校

〒891-3606            鹿児島県熊毛郡中種子町坂井3530番地                Tel 0997-27-9009            Fax 0997-24-6009

2022年7月21日 (木)

職員作業

Img_7317

 夏休み第一日目。先生方は夏休みも大忙しです。子供たちが学校にいないからこそできることがあります。

 そのうちの一つが職員作業です。教室を一つ一つきれいにしていきます。作業としては①机や椅子,棚などを廊下に全て出す。②床や窓ガラスを丁寧に掃除機をかけたりふいたりする。③全職員で各部屋毎にワックスをかける…という手順です。

 ワックスがけの一番最初は体育館でした。そして1年教室 ひまわり学級 理科室 2年教室 3年教室 図書室 5.6年教室 とかけていきました。

 とてもきれいになりました。職員は全員汗だくで頑張りました。「おお、やっぱりワックスをかけるときれいだねぇ。」と全員で喜びました。

 南界小学校,いい学校だと思っています。

 ここで一句「玉の汗 かいて 心も玉になり」

2022年7月20日 (水)

かめのすけ

Img_7313

 ついに一学期が終わりました。終業式です。代表児童のことば,教頭先生の話,表彰式,係の先生からの話と続きます。

 司会の先生が「他の先生方からありませんか。」とありました。すると委員会活動の係の先生が「代表委員からお知らせがあります。」とのこと。6年生の代表児童からお知らせがありました。

 「皆さんにお知らせです。亀の名前アンケートのご協力ありがとうございました。亀の名前が決定しましたので発表します。」「亀の名前は【かめのすけ】です。今度からは【かめのすけ】と呼んでくください。」とありました。

 「かめのすけ」。子供たちがアンケートを取って民主的に決定した名前です。一学期最後にふさわしい発表でした。子供たちから喜びの拍手が出ました。いい雰囲気だなと思います。

 楽しい夏休みがスタートです。健康・安全第一でお過ごしください。

 ここで一句「蝉しぐれ 子らが決めた名 かめのすけ」

2022年7月19日 (火)

線状降水帯

Photo

 九州地方は昨日から「線状降水帯」が発生する恐れがあり,警戒態勢が続いています。

 昨日の夕方から夜にかけての南界校区の雨は凄かったです。今朝の通勤や登校に気を付けるよう,関係者にメールを送りました。

 近くの野間や納官在住の方に話を聞くと「昨日はほとんど雨は降らなかった。」とのことでした。驚きです。まさにピンポイントの雷雨だったわけですね。雨雲の線の下の地域のみ雨が降り,それ以外は降らないということです。

 確実に気候の変動を感じます。こんな変な雨の降り方は昔はありませんでした。気候の予測が難しくなりました。

 ここで一句「スコールが 示す風向き 斜め右」

2022年7月17日 (日)

歴史の重み

Img_7258

 本日も南界小学校の卒業生の方が来校されました。南界小学校を昭和47年.3月に卒業された妹さんと昭和41年3月に卒業されたお兄さんだそうです。そして妹さんの娘さん。

 昨日に引き続き,南界小学校と南界校区の歴史の重みを感じる来客が続きました。南界小学校に在学していたころとは全く装いが変わっている校舎に驚かれていました。そして当時から残っていたグランドピアノを見て驚いていました。南界小学校校歌を小さな声で歌われましたので,校区寄贈のグランドピアノで南界小学校校歌と南界中学校校歌を伴奏しました。お二人とも懐かしそうに喜んでくださいました。

 学校に関わる教育関係者は,日々の授業や子供,地域との関わりが10年,20年…と時空を超えて歴史になり,つながっていくのだという重みを自覚して噛みしめながら,日々の授業や子供との関わりを大切にしなければならないのだと改めて感じました。

 ここで一句「夏盛り 来客嬉し 卒業生」

2022年7月16日 (土)

南界小学校第14代校長先生(S31.4/1~S33.4/15)

Img_7257

 本日,福岡から南界小学校に来客がありました。「おじいちゃんが南界小学校の校長先生だった」「おじいちゃんの娘(私の母75歳・鹿児島市在住)は今も南界小学校校歌を歌っている。おじいちゃんが南界小の校長の時,母は南界小の児童です。」…ということでした。

 学校に入ってもらい校長室に飾ってある写真を見ていただきました。すると第14代校長先生の写真を見て女性の方が涙ぐみます。「あ!おじいちゃんだ!」…昭和31年4/1~昭和33年4/15まで本校に在籍した校長先生のお孫さんでした。この校長先生は南界小学校に赴任する前は,朝鮮にある小学校の校長先生だったということでした。時代を感じるエピソードです。

 本校の校歌は昭和32年に作られています。また,同じ年に南界校区から当時としては貴重で高価だったであろうグランドピアノが南界小に寄贈されています。これらの橋渡しをした偉大な校長先生のお孫さんでした。戦後間もない昭和32年に,舶来品で文化の象徴であるピアノを教育現場である学校に寄贈する南界校区,そして校区長や集落長と文化の夢,子供の未来を共に語り合った校長先生。優しい方だったのでしょうね。

 急遽,南界小学校に当時の南界小学生だったお二人をお呼びして話を聞かせていただきました。

 来年は南界小学校開校150周年記念事業が行われます。素晴らしい出会いに感謝しています。

 ここで一句「炎天や 想い受け継ぐ ピアノかな」

2022年7月15日 (金)

食に関する指導

Img_4781

 給食センターから栄養教諭が南界小学校に来てくださいました。「食に関する指導」を行っていただくためです。3年生対象でした。

 食べ物には大きく三つの仲間分けがあります。「主に体をつくるもとになる」「主にエネルギーのもとになる」「主に体の調子を整えるもとになる」の三種類です。

 「体をつくる食べ物は魚 肉 卵…」「エネルギーのもとになる食べ物はパン ごはん 砂糖…」「体の調子を整える食べ物は野菜類」だそうです。わかりやすく色分けしてくださっていました。

 子供たちが自分の食について「分析的」に考えるよい機会となりました。

 ここで一句「月涼し 盆の丸さに 大きさに」

2022年7月14日 (木)

カッター指導

Img_7250

 皆さん。「カッターの使い方」を小学校で指導していることをご存じでしょうか。2年生の生活科で学びます。

 写真はカッターの使い方を担任が丁寧に一つ一つ指導している様子です。カッターは大変切れ味が鋭いので,扱い方を指導する必要がある…というわけです。

 一つ一つ,カッターで切り,ひと区切りごとにカッターの刃をしまう…と指導しています。指を切らないように。子供たちは恐る恐る実行していました。何事も便利なものにはトゲがありますね。

 ここで一句「カッターの 刃先見つめて 玉の汗」

2022年7月13日 (水)

プログラミング

Img_7241

 本日は,外部講師をお招きし「プログラミング」についての学習を5.6年生が行いました。

 「プログラミング」とは,例えば「自動販売機」であれば「①お金を数える」「②買えるジュースのランプを付ける」「③ボタンが押されたジュースを出す」「④おつりがあれば計算して出す」…などです。

 「スクラッチ」というソフトを使って命令をプログラムし,表示されている動物を支持通りに動かします。子供たちは楽しみながらプログラミングを学ぶことができました。

 まさに,新しい時代の学びですね。

 ここで一句「新しい 学び包みて 蝉の声」

2022年7月12日 (火)

夏の虫

Img_7240

 1.2年生,生活科の学習で「夏の虫を探そう」という学習です。

 男の子が草むらを探っていると,大きなバッタが飛び立ちました。男の子の表情が一気に変わります。真剣です。バッタの着地先を目で追っています。バッタが着地しました。男の子はすぐつかまえるのでなく,まず足で探りました。そして再び飛び出したバッタを目で追いました。今度はバッタの大きさまでしっかり確認しています。そして着地点を凝視しました。ロックオン。

 着地点に近づいていきました。いよいよつかまえます。持っていた飼育箱の蓋をそっと近づけ「スッ」と上にかぶせました。蓋の出入り口を開けて,そこから手を突っ込みバッタをつかみます。大きなショウリョウバッタです。見ていた一年生が逃げた時のために近くでスタンバイしています。

 つかまえる瞬間まで,この二人は暑さを忘れています。

 ここで一句「バッタ飛ぶ ハンターとなる 子の瞳」

2022年7月11日 (月)

県民の日

Img_7236

 皆さん。7/14(木)は「鹿児島県民の日」と制定されています。ご存じでしたか。この日は私たちのふるさと,鹿児島について改めて振り返ったり確かめたり,感謝したりする日です。

 「鹿児島といえば…」と子供たちに発問しました。子供たちからは「黒牛」「かすたどん」「いも・安納芋」「さつまあげ」…など,たくさんの食に関する言葉が飛び出してきました。

 鹿児島の特徴は「食べ物が強烈にうまい」「自然が大変豊かである」「近代日本国家の礎を築き上げた偉人が多数輩出されている。」などです。きわめて個性的な都道府県です。中でも種子島は特に異彩を放っています。戦の歴史を変えた「種子島(鉄砲)」伝来地です。

 私たちのメンタリティは,都道府県が違うだけでも全く違います。育った都道府県や環境の違いが個性をつくっていくのでしょう。多様性の許容を前提に,暴力でなく話し合いによる納得と妥協を旨として,互いを理解し譲りあい,許しあっていくことが今ほど必要な時代はありません。話し合いなしで思い込みで行動することほど怖いものはありません。個性は育てるものでなく「そこにあるもの違うもの」という考え方が実は大切なのかもしれませんね。

 ここで一句「炎天下 薩摩の心 たぎる胸」