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中種子町立南界小学校

〒891-3606            鹿児島県熊毛郡中種子町坂井3530番地                Tel 0997-27-9009            Fax 0997-24-6009

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2022年7月

2022年7月16日 (土)

南界小学校第14代校長先生(S31.4/1~S33.4/15)

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 本日,福岡から南界小学校に来客がありました。「おじいちゃんが南界小学校の校長先生だった」「おじいちゃんの娘(私の母75歳・鹿児島市在住)は今も南界小学校校歌を歌っている。おじいちゃんが南界小の校長の時,母は南界小の児童です。」…ということでした。

 学校に入ってもらい校長室に飾ってある写真を見ていただきました。すると第14代校長先生の写真を見て女性の方が涙ぐみます。「あ!おじいちゃんだ!」…昭和31年4/1~昭和33年4/15まで本校に在籍した校長先生のお孫さんでした。この校長先生は南界小学校に赴任する前は,朝鮮にある小学校の校長先生だったということでした。時代を感じるエピソードです。

 本校の校歌は昭和32年に作られています。また,同じ年に南界校区から当時としては貴重で高価だったであろうグランドピアノが南界小に寄贈されています。これらの橋渡しをした偉大な校長先生のお孫さんでした。戦後間もない昭和32年に,舶来品で文化の象徴であるピアノを教育現場である学校に寄贈する南界校区,そして校区長や集落長と文化の夢,子供の未来を共に語り合った校長先生。優しい方だったのでしょうね。

 急遽,南界小学校に当時の南界小学生だったお二人をお呼びして話を聞かせていただきました。

 来年は南界小学校開校150周年記念事業が行われます。素晴らしい出会いに感謝しています。

 ここで一句「炎天や 想い受け継ぐ ピアノかな」

2022年7月15日 (金)

食に関する指導

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 給食センターから栄養教諭が南界小学校に来てくださいました。「食に関する指導」を行っていただくためです。3年生対象でした。

 食べ物には大きく三つの仲間分けがあります。「主に体をつくるもとになる」「主にエネルギーのもとになる」「主に体の調子を整えるもとになる」の三種類です。

 「体をつくる食べ物は魚 肉 卵…」「エネルギーのもとになる食べ物はパン ごはん 砂糖…」「体の調子を整える食べ物は野菜類」だそうです。わかりやすく色分けしてくださっていました。

 子供たちが自分の食について「分析的」に考えるよい機会となりました。

 ここで一句「月涼し 盆の丸さに 大きさに」

2022年7月14日 (木)

カッター指導

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 皆さん。「カッターの使い方」を小学校で指導していることをご存じでしょうか。2年生の生活科で学びます。

 写真はカッターの使い方を担任が丁寧に一つ一つ指導している様子です。カッターは大変切れ味が鋭いので,扱い方を指導する必要がある…というわけです。

 一つ一つ,カッターで切り,ひと区切りごとにカッターの刃をしまう…と指導しています。指を切らないように。子供たちは恐る恐る実行していました。何事も便利なものにはトゲがありますね。

 ここで一句「カッターの 刃先見つめて 玉の汗」

2022年7月13日 (水)

プログラミング

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 本日は,外部講師をお招きし「プログラミング」についての学習を5.6年生が行いました。

 「プログラミング」とは,例えば「自動販売機」であれば「①お金を数える」「②買えるジュースのランプを付ける」「③ボタンが押されたジュースを出す」「④おつりがあれば計算して出す」…などです。

 「スクラッチ」というソフトを使って命令をプログラムし,表示されている動物を支持通りに動かします。子供たちは楽しみながらプログラミングを学ぶことができました。

 まさに,新しい時代の学びですね。

 ここで一句「新しい 学び包みて 蝉の声」

2022年7月12日 (火)

夏の虫

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 1.2年生,生活科の学習で「夏の虫を探そう」という学習です。

 男の子が草むらを探っていると,大きなバッタが飛び立ちました。男の子の表情が一気に変わります。真剣です。バッタの着地先を目で追っています。バッタが着地しました。男の子はすぐつかまえるのでなく,まず足で探りました。そして再び飛び出したバッタを目で追いました。今度はバッタの大きさまでしっかり確認しています。そして着地点を凝視しました。ロックオン。

 着地点に近づいていきました。いよいよつかまえます。持っていた飼育箱の蓋をそっと近づけ「スッ」と上にかぶせました。蓋の出入り口を開けて,そこから手を突っ込みバッタをつかみます。大きなショウリョウバッタです。見ていた一年生が逃げた時のために近くでスタンバイしています。

 つかまえる瞬間まで,この二人は暑さを忘れています。

 ここで一句「バッタ飛ぶ ハンターとなる 子の瞳」

2022年7月11日 (月)

県民の日

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 皆さん。7/14(木)は「鹿児島県民の日」と制定されています。ご存じでしたか。この日は私たちのふるさと,鹿児島について改めて振り返ったり確かめたり,感謝したりする日です。

 「鹿児島といえば…」と子供たちに発問しました。子供たちからは「黒牛」「かすたどん」「いも・安納芋」「さつまあげ」…など,たくさんの食に関する言葉が飛び出してきました。

 鹿児島の特徴は「食べ物が強烈にうまい」「自然が大変豊かである」「近代日本国家の礎を築き上げた偉人が多数輩出されている。」などです。きわめて個性的な都道府県です。中でも種子島は特に異彩を放っています。戦の歴史を変えた「種子島(鉄砲)」伝来地です。

 私たちのメンタリティは,都道府県が違うだけでも全く違います。育った都道府県や環境の違いが個性をつくっていくのでしょう。多様性の許容を前提に,暴力でなく話し合いによる納得と妥協を旨として,互いを理解し譲りあい,許しあっていくことが今ほど必要な時代はありません。話し合いなしで思い込みで行動することほど怖いものはありません。個性は育てるものでなく「そこにあるもの違うもの」という考え方が実は大切なのかもしれませんね。

 ここで一句「炎天下 薩摩の心 たぎる胸」

2022年7月 9日 (土)

水難事故防止に向けて…

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 本日は,計画していた「いかだ大会」が荒天のため実施できませんでした。しかし,夏休みが近づいてきた今,プール開放や海遊びなど,水難事故が起こりそうな要因が近づいてきています。

 そこで,場所を変えて南界小学校でAEDの実技研修を行いました。親子で実施しました。

 中種子分遣隊のお二人が来校してくださり,被害者発見から人工心肺蘇生など,具体的に実技で教えてくださいました。

 さあ,いよいよ夏休みが7/21から始まります。夏に備えて安全面を万全にしていきましょう。

ここで一句「釣り人の 希望一蹴 雷雨かな」

第一回小・中・高学力向上対策連絡協議会

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 昨日は,中種子町内の小学校・中学校・高校養護学校,鹿児島大学の先生など,他校種の先生方30名程度が本校に集まり,学力向上の手立てについて,具体的な子供たちの姿を見て話し合いました。本校の5.6年生,算数の授業提供校ということでした。

 当日は7名の子供たちに対して先生方が30名近く集まったこともあり,子供たちは緊張の表情を見せていました。

 子供たちと先生方の関係性が,よくわかる授業成立の基本であることを確認しあいました。また,本時の子供たちの頑張る姿に参観された先生方から賞賛の声が上がっていました。

 ここで一句「人垣の 中 学ぶ子ら 雲の峰」→「雲の峰(入道雲のこと)」

2022年7月 7日 (木)

ミニトマト

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 二年生が生活科でミニトマトを植えました。

 写真のように立派な実を付けました。色も真っ赤になり,とてもおいしそうです。

 何か野菜を植えて面倒を見る。そして収穫する…という体験を今は「生活科」という「学習活動」に位置付けています。昔はこのような学習はありませんでした。

 「幼稚園から小学校に入学したとき,ギャップをあまり感じないように幼稚園の環境学習の延長で位置付けられた」また,「体験不足の子供たちに少しでも体験活動をさせよう」などというねらいがあったと聞いています。

 子供たちは,大きくなったミニトマトを嬉しそうに手に取っていました。

ここで一句「ミニトマト 大小どれも ピカピカだ」

2022年7月 6日 (水)

国風文化

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 6年生の社会です。子供たちは平安時代に栄えた「国風文化」について学んでいます。

 紫式部の「源氏物語」・清少納言の「枕草紙」・「大和絵」・「かな文字」…。懐かしい文言が次々と出てきます。

 子供たちは「紫式部」と「清少納言」の顔シールをノートに貼っています。「どっちがどっちだ。同じに見える。」とつぶやいています。目が細くて十二単(ひとえ)を着ていて顔が白くて…。よく似ています。中には「どっちが誰のシールだったかな」と迷っている子供もいます。 笑っちゃいました。

 ここで一句「半夏生(はんげしょう) 式部も納言も 同じ顔」

   →半夏生(夏至から)11日目くらい