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中種子町立南界小学校

〒891-3606            鹿児島県熊毛郡中種子町坂井3530番地                Tel 0997-27-9009            Fax 0997-24-6009

2022年11月 7日 (月)

SOSの出し方授業 すこやかタイムにて

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 先日,5.6年生対象にスクールカウンセラーの先生が実施してくださった「SOSの出し方授業」。内容がとてもよかったので,本日は養護教諭が全校児童に対して行いました。

 子供が生活上で感じている「不安」「恐れ」などの感情を心という名の袋にためていきました。どんどん重くなり,もっている子供は「とても重いです。このままでは生活できません。」と言っています。そこで,友達に話すという形で軽くしていきます。写真は感じている「不安」を友達に聞いてもらう形で渡しているところです。

 最終的には最も重いのは「怒り」であり,その怒りは友達には話せないので信頼できる親や先生方に相談するのがよいとのことでした。

 心の重さは人に話すことで解消されていくのですね。話せる友達や仲間とは大切なものですね。

 ここで一句「登下校 夕焼に問ふ 悩み事」

2022年11月 4日 (金)

全体合唱と自己肯定感

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 本日は音楽集会で全体合唱の練習を行いました。11/25(金)の町音楽発表会・録音に向けた練習です。11/9(水)の学習発表会でも全体合唱として披露する予定です。

 曲目は「あなたにありがとう」です。歌詞の中に「あなたがいたから,頑張ってこられたんだね。」という部分があります。子供たちにとっての「あなた」は誰なのでしょうか。頑張ってこられた理由は何なのでしょうか。

 先日,スクールカウンセラーの先生が「自己肯定感は家庭での【共感】と学校や職場などでの【褒められたり認められたり】することで高まります。」とありました。実は「共感」が大切なのだと改めて確認しました。子供たちのちょっとした「~ですよね。」とか「~かなあ。」などの言葉をキャッチし,共感していきたいと思います。

 ここで一句「子どもらの 想いは楽し 秋の空」

2022年11月 2日 (水)

参観者

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 県民週間二日目です。本日は写真のように,地域の方が子供たちの様子を参観に来てくださいました。他にも保護者の方が来てくださいました。

 子供たちはもちろん,大張り切りです。南界小学校は「地域と共に伸びる学校」というフレーズを謳っています。県民週間は11/7(月)までです。また,11/9(水)には9:10から体育館で学習発表会もあります。広く地域の皆様にも声をかけています。ぜひ,いらしてください。

ここで一句「秋の雨 ミシンを使う 子らの声」

2022年11月 1日 (火)

県民週間一日目

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 県民週間の一日目でした。外の掲示板が11月に変更されていました。登校中の子供たちは昨日との違いにいち早く気付きました。そして掲示物を見ながらいろいろと話し合っています。特に見ていたのは11月の行事についてでした。

 このように,子供を育てる上で大切になってくる要素の一つとして新たな掲示物などに張り替えることで生まれる「新鮮さ」があります。子供たちは変化に敏感です。そして,掲示物は想像以上に子供たちの成長や心に影響を与えると言われています。

 例えば,幼少期,外国に住んでいた子供たちは,道路などを歩くときに目にするものすべてが外国語です。言語習得に影響がないはずがないですよね。

 県民週間で来校されたときは是非,各教室の掲示物などにも注意して参観してみてください。

 ここで一句「朱が入る 子らの作文 秋の空」

2022年10月31日 (月)

11/1~11/7は県民週間

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 さあ。いよいよ来年,令和5年度は南界小学校,開校150周年記念です。そのお知らせとしての「幟」が完成しました。南界小学校のカラーはピンクです。かわいい幟ですよね。

 明日,11/1(火)~11/7(月)までは「地域がはぐくむ鹿児島の教育 県民週間」という期間です。どなたが来校されてもよい期間となっています。どうぞいらしてください。

 子供たちの精一杯の頑張りを見に来ていただければと思います。

 ここで一句「はじめての できたしゅんかん みにきてね」(1年 R,K)

2022年10月28日 (金)

SOSの出し方授業

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 本日はスクールカウンセラーの先生が本校に来校してくださいました。5.6年生を対象に「SOSの出し方授業」をしてくださいました。今,子供たちの自殺が大きな社会問題になっています。あと一歩のところで踏みとどまってほしいという願いからです。

 人の心には「悲しみ」「苦しみ」「恐れ」「不安」…など多種多様な心にたまってしまうネガティブな「想い」があります。それが「心」というビニール袋にたまっていくとどうなるか…。という内容でした。最終的には心のビニールは持ちきれないくらい重くなりました。そこで先生から一言。「こんな重い心で一週間過ごせますか?」子供たちからは「とても無理です。」ということでした。

 少しずつ「悲しみ」や「苦しみ」などを友達や親に聞いてもらう形で,心の重さを軽くしていく必要があるのだそうです。

 具体的でわかりやすい授業でした。お互いに相談しあえる,聴きあえる仲間でありたいものです。

 ここで一句「夕焼けや 下校の二人 何話す」

2022年10月27日 (木)

聴くこと

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 2年生が「かけ算九九」の暗唱をしています。かけ算九九の暗唱は「順番に読む」だけでなく「逆読み」「ばらばら読み」など,理解を深めるために多様な読み方に挑戦させています。

 様子を見ていると二人とも同じ順番で覚えてテストを受けています。「たまたまなのか,仲良しなのか」と思って見ていると,片方がテストを受けているときにじっと「聴いて」いるのでした。

 そうなのです。何かを覚えたり考えたりするときの学び方としては「出力(かけ算九九を言う)」だけてなく「入力(じっくりと聴く)」ことも有効なのです。そのことを子供たちの姿から思い出しました。読書や対話などアナログを意識してじっくりと「入力」する秋もまた,いいのかもしれません。

 ここで一句「秋晴れや 掛け算九九の 響く部屋」

2022年10月26日 (水)

書き順

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 子供たちが漢字の練習をしています。最近の漢字ドリルには書き順が色分けしてあります。

 「馬」という漢字があります。よくある間違いが「一番上の横画から書く」ということです。実際は「左の縦画」が一画目となります。

 「書き順」という考え方があるのは,昔の筆文字で「つなげて書く」ところがスムーズに書けるためと理解しています。

 漢字ドリルは「なぞる順番」まで手引きしています。丁寧なつくりになっていますね。丁寧な字が書けるように子供たち,頑張っています。

 ここで一句「秋雨や 縦画横画 確かめて」

2022年10月25日 (火)

相互授業参観

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 現在,南界小学校では相互授業参観を行っています。空き時間を活用してお互いの授業を見合い,授業の腕を磨きあおうという試みです。

 写真は先生と児童が1対1の授業風景です。様々な意見に触れることは難しいですが,じっくりと自分ペースで考えを深めることができるというよさがあります。先生がテンポよく指示や発問を行っていきます。

 この取り組みは11月初旬まで続きます。子供たちが少しでもわかりやすく楽しい授業を目指して,先生方は日々頑張っています。

 ここで一句「ドングリで 掛け算教わる 2年生」

2022年10月24日 (月)

種子島の食について

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 本日は児童集会でした。保健体育委員会から種子島の食についての説明がありました。中でも種子島特産「安納芋」についての発表は新たな気付きがありました。

 安納芋は第二次世界大戦後にスマトラ島北部のセルダンという地域から兵隊が持ち帰った1個の芋がルーツだそうです。西之表市の安納地区から島内全域に広がったそうです。もともとは外国産の芋だったのですね。

 しっぽの部分をカットしてアルミホイルで包みます。じっくり加熱することで糖度が3倍にもなるそうです。ポイントは「じっくり」ということのようです。竹串がすーっと入れば出来上がりです。

 安納芋がちらほらと売り出されています。さっそくやってみたいと思います。

 ここで一句「スイーツに 感じる旨さ 安納芋」